FF8の魅力を伝えたいです

 皆様こんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回からは、私が愛してやまないゲームである「ファイナルファンタジー8」を数回に分けて紹介していきたいな、と思います。ご存知の方には、「もう知ってるよ」と言われてしまうかもしれませんが、よろしければ最後までお付き合いください。m(__)m

 

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 「ファイナルファンタジー8」とは?

 この「ファイナルファンタジー8」(以下FF8)は、ご存知の方はご存知だとは思うのですが、かなり独自路線(?)というか、従来とは全く異なったタイプのRPGなんですよね。どういうことかというと、まず、レベルアップによって戦闘が楽になるわけじゃないんです。もちろん、レベルを上げればキャラクターのステータスは上がるのですが、キャラのレベルを上げると、それだけ敵モンスターのレベルも上がってしまうんですね。それと、魔法を使う際に使用する「MP」のようなものが一切ないんです。また、前作である「FF7」にあった「マテリア」という概念もないんです。では、戦闘はどう楽にしていくのか?魔法は存在しないのか?存在するならどう使うのか?順を追って書いていきます。

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 戦闘の基本

 FF8の戦闘は、レベル上げやお金稼ぎ目的ではないんですね。では、何のために戦うのか。根本にあるのはアイテム稼ぎなんです。後述しますが、FF8ではアイテムってすごく大事なんですよ。レベル上げ目的ではないというのは、前述したとおりプレイヤーのレベルが上がれば敵のレベルも上がるというシステムのためです。そして、お金稼ぎ目的でもないというのは、このFF8という作品では戦闘に勝利してもお金はもらえず、歩いていると自動で給料が振り込まれてお金がたまるということからなんです。この、歩いていればお金がもらえるというシステムはストーリーと絡んでくるので、今回は細かい説明は省略しますが、まぁ金欠にはならないんですね。なので、戦う理由がもっぱらアイテム稼ぎになります。

 では、なぜアイテムが重要なのか。それは、FF8での「魔法」に起因します。前述したとおり、このゲームには「MP」や「マテリア」というものがないんです。ただ、「魔法」は当然存在します。そして、FF8の「魔法」を理解するうえで最も簡単なのが、「魔法」はアイテムである。という考えなんです。FF8では、「魔法」は最大では100個まで所持でき、1回使えば1個所持数を消費します(例外はありますが)。ポーションを使う感覚でケアルを使うという感じですかね。そして、その「魔法」を入手する手段は、FF8特有の「ドロー」という行動と、「G.F.」(詳細は後述します)の「○○魔法精製」というアビリティでアイテムから精製する、言い換えればアイテムを「魔法」に変えるのです。そして、このゲームでは「魔法」が大きな意味を持ちます。それこそ、「魔法」以上の意味を持つのです。そのため、自然とアイテムが重要になってくるわけです。

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 「魔法」の意味

 さて、では「魔法」について説明します。まず、「魔法」を手に入れる手段ですが、2つあります。1つは、後述していく「○○魔法精製」です。そして、もう一つは「ドロー」という手段なのですが、これは簡単に言ってしまえば、敵が所持している「魔法」を手に入れるというものです。ただ、「ドロー」で魔法を集めていくのは、手間が大きすぎるので効率は悪いです。なので、大量の魔法を集めるのであれば、「○○魔法精製」をおススメします。「ドロー」には別の重要性があるので、ここでの説明はこれ以上は省略させていただきます。

 さて、前述したとおり、「魔法」は大きな意味を持つのですが、その理由の1つがFF8の難解(?)システムの「ジャンクション」です。ジャンクションを簡単に説明するなら、「魔法を装備品にしてキャラの能力を大幅に上げる!」といった感じです。キャラにはHPや力、魔力などのステータスが定められており(どのゲームでもそうですよね)それらは当然レベルアップで上昇していきます。しかしこのゲーム、ただレベルを漠然と上げていても、ステータスは当然カンストしません。ステータスのカンストには「ジャンクション」が必要になります。これは、キャラのステータス毎に「魔法」を装備していき、ステータス上昇によってカンストを目指すという感じですね。当然、ジャンクションする「魔法」によって上昇量も変化し、より上位の「魔法」であるほど上昇量も高いです。ケアル<ケアルラ<ケアルガといった感じですね。そして、この魔法のジャンクションによるステータスの上昇、非常に大きいです。どの程度大きいかというと、「魔法」の中でも最強クラスの「アルテマ」をHPに100個ジャンクションすると、そのキャラのHPが6000上昇します。9999でHPがカンストするゲームで、HPが6000上昇するというのは破格ですよね。これほどまでに、FF8では「魔法」の意味が大きいのです。

 次に、前述した「○○魔法精製」について説明します。これは先ほども書いた通り、アイテムを「魔法」に変えてしまうというものです。精製する「魔法」によって要求されるアイテムや、アイテムの必要個数もそれぞれですが、「強い魔法はレアアイテムがないと作れない!」というわけではありません。もちろん、「アルテマ」等極端に貴重な「魔法」は簡単にはいきませんが、例えば「ケアルガ」であれば、なんとショップで買えるテントで精製できてしまいます。しかも、テント1つでケアルガを10個も作れます。テントが10個あれば、ケアルガを100個簡単に精製できてしまうわけなんですね。そしてテントは、ショップで1000円で売ってます。つまり、1万円あったら、ケアルガが100個手に入るのです。ちなみに、ケアルガは100個HPにジャンクションすると2200の上昇となります。「アルテマ」と比べてしまうと見劣りしますが、それでも上昇値としては十分です。さらに後述する「ステータス上昇アビリティ」があれば十分に補完できます。

 

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 「G.F.」って何?

 「G.F.」とは「ガーディアン・フォース」の略称で、簡単に言えば召喚獣です。有名どころでは「シヴァ」や「イフリート」、「バハムート」ですね。なお「ラムウ」と「タイタン」はFF8ではお休みです。まぁ、何はともあれ召喚獣だと思っていただければ間違いないです。

 では、FF8における「G.F.」の役割とは何でしょう?パッと思いつくのは、戦闘面でのサポートだと思います。ただ、FF8では戦闘面のサポートはあまり活躍が見込めません。その理由は大きく分けると(私の独断と偏見ですが)2つです。

 1つは、「G.F.」を召喚しなくても十分な火力が出せるという点です。しっかりとキャラのステータスを強化していれば、「G.F.」を使わなくても勝てるという現象が起こってしまうのです。

 もう1つは、「G.F.」を多用していると前述した給料が下がってしまうんです。「魔法」のためにお金が必要なことと、戦闘でお金がもらえないことを加味すると、給料は大事です。それゆえ、「G.F.」はあまり多用することはおススメできません。では、FF8 における「G.F.」の役割とは何なのでしょうか?

 それは、「ジャンクション」と「アビリティ」の2つです。「ジャンクション」は「魔法」を装備品にすることといいましたが、「魔法」をジャンクションするためには、まず「G.F.」をジャンクション、つまり装備しなければなりません。「G.F.」をジャンクションして初めて「魔法」を装備品にできるのです。ちなみに、「G.F.」をジャンクションする条件は、その「G.F.」を所有していることです。「G.F.」を手に入れるためには、ボスとして登場する「G.F.」を倒すか、ボスが所有している「G.F.」をドローするかのどちらかです。どちらで入手するかは「G.F.」毎に違います。ただ、ドローして手に入れる手段では、攻略を見なければ事前にどのボスがどの「G.F.」を所持しているかわかりません。重要な「G.F.」もいるので、うっかりその「G.F.」をドローし忘れたというミスには注意が必要です。

 さて、次に「アビリティ」ですが、これはすでに出てきた、「○○魔法精製」や、「ステータス上昇アビリティ」です。こういったアビリティは、「G.F.」専用の経験値のようなもので習得させていかなければなりません。「G.F.」はジャンクションして初めて成長しますので、そういった意味でも「G.F.」のジャンクションは必須です。そして、もう1つの注意点が、「G.F.」は自身の能力を上げるためのアビリティを優先して覚えようとします。つまり、何も考えずに育てていると「精製アビリティ」や「ステータス上昇アビリティ」は中々覚えてくれません。そのため、各「G.F.」に、「次はこのアビリティを覚えて」と指示しなければなりません。これは単純に、メニューから各「G.F.」に覚えてほしいアビリティを設定するだけです。これで「G.F.」はこちらの思うとおりにアビリティを習得してくれます。

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 まとめ

 さて、ここまでずいぶん長くなってしまったので、この辺りで締めようかと思います。このFF8、従来とは全く異なるゲーム性のため、なかなか馴染めなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、私はこのFF8がたまらなく好きなんです。次回はキャラの魅力を紹介していけたらなと思います。ここまで長々と呼んでいただきありがとうございました。m(__)m