FF8のキャラ達の魅力を知ってほしいです

 皆様、こんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回は、前回に続き私の愛するFF8を知ってもらうために書いていきます。今回はキャラの紹介Part1ですね。長くなってしまうかと思いますが、お付き合いいただけたら幸いです。

 

 

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 スコール・レオンハート

 まずは、このゲームの主人公である「スコール・レオンハート」。彼の性格としては、決して明るくふるまうような性格ではないんですよね。クールで冷静沈着といえば聞こえはいいですが、他人とは常に距離を置く非社交的な面が目立ち、一種の対人恐怖症ともいえるような性格をしています。彼は「バラムガーデン」という、今で言うところの自衛隊育成校のような学校に通っていまして、成績はすこぶる優秀で、特に戦闘技術に関しては大きな評価を得ており、そういった面では優等生です。事実、彼はバラムガーデンにおける精鋭部隊である「Seed」の認定試験にも合格しています。ちなみに、彼も学生ということで、齢は17です。口ぶりや考え方等は、とても17歳の青年とは思えないのですけどね。

 彼の性格を作り上げたのは、過去に経験した最も親しい人との別れです。ストーリーに大きく関わりますので詳細は書けませんが、彼は孤児院からバラムガーデンに入ったので、彼にとって最も親しい人は両親ではありません。ただ、その人との別れは幼かった彼にとってあまりにも突然で、あまりにも悲しかったのです。そして、その人の帰りを毎日のように待ちますが、その人は帰ってきませんでした。その時の傷が、彼に「初めから期待していなければ傷付かなくて済む」という考え方を与えてしまったのです。

 彼は、その性格ゆえに冷たい人間と見られがちです。というより、序盤は本当に冷たいです。仲間に彼の武器である「ガンブレード」(剣に銃の機能を一部搭載し、斬撃と同時に引き金を引くことで斬撃の威力を飛躍的に上げるもの)を見せてほしいとせがまれた時には無言で聞き流し、別の仲間から悩みを打ち明けられた時には、「他人の不満とか不安。そんなこと聞かされても、俺には何も言えないだろ?」と言い放ち、「何かを言ってほしいわけじゃない、ただ聞いてほしいだけ。」と言われた際には、「だったら壁にでも話してろよ」と冷たく突き放します。あまりにも冷たい態度ですが、それもひとえに過去の別れがあったからこそです。彼は、「一人で生きていかなければならない」という決意をしてしまったのです。

 ただ、そんな彼にも変化の兆しが見え始めます。ある少女と出会い、また、仲間たちの気持ちに触れていくたびに彼の心を閉ざしていた重たい扉が、ゆっくりと開いていくのです。そして、彼は少しずつ誰かを大切に思う気持ちを知っていきます。ただし、固く閉ざした扉は簡単には開きません。何かがいつもそれを阻害します。彼にとってそれは「悩み」です。何度も悩みます。いくら悩んでも答えは出ません。そんな中でも、仲間とともに自分なりの答えを見つけるのです。そして、少しずつ仲間に言われた、「人は誰でも一人で生きてるわけじゃない」という言葉の本当の意味を理解していくのです。

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 リノア・ハーティリー

 リノア。FF8のメインヒロインです。性格は明るく快活。大胆な行動に移る場面も見られ、恐れ知らずな一面もあります。彼女はバラムガーデンの所属ではありません。スコールが「Seed」としての初任務で訪れる、ティンバーという町で横暴な大統領に反対するレジスタンス組織の一員でした。ただ、彼女たちが計画した「大統領の全世界への放送を乗っ取り、その大統領の支配下にあるティンバーの独立を宣言する」という無謀ともいえるような大胆な作戦が、あまりにも想定外な形で失敗に終わり、ティンバーにいられなくなったためにスコール達に同行する形になりました。

 彼女は、性格上スコールとはある意味対極ともいえるような存在です。そのためスコールの意見に対立する場面も見受けれらました。仲間に事実を淡々と告げるスコールに「いつでも冷静な判断で仲間の希望を否定して楽しい?」と皮肉を言う場面もありました。言いたいことははっきり言うタイプの彼女と、自分の気持ちを口に出さないスコール。そういった面でもスコールとは真逆です。ただ、その分スコールとの関わりも深くなっていき、彼の心を段々と開いていきます。

 中盤以降は、スコールに対して明確に好意を向けており、スコールが首に下げている指輪と同じものを欲しがるというシーンも見られます。また、彼女の話す言葉の中には独特なものがしばしば見受けられます。「おハロ~」や「ハグハグ」等、聞きなれない言葉を使うかと思えば、「て、てれるぜ」や「行くぞ、スコール」といった口調になったりと、ある意味話していて退屈しないのかもしれません。

 ちなみに彼女は犬を飼っているのですが、この犬がまた変わり者なんです。名前は「アンジェロ」。とても甘えん坊で寂しがりや。いつもリノアの後ろについていきます。ただ、このアンジェロ、尻尾がないんですね。短いというレベルでもなく、もはや尻尾そのものがないんです。これに関しては生まれつきなのか、何かで尻尾を失くしたのかはわかりません。また、ホワイトチョコレートやヨーグルト、ピーナッツバターやお寿司が好物であり、香辛料の強いものとドッグフードが嫌いという何とも癖の強い好みをしています。間違いないのは、リノアから愛情をもって育てられたということでしょう。

 そんなリノアですが、終盤において大きなカギを握ります。ストーリーの核に触れる話なのであまりはっきりとは言えませんが、ヒロインとして以上に大きな存在になります。キーワードは「魔女」です。彼女にとってとても大きく、とても過酷な運命が彼女に迫った時、スコールに劇的なまでの変化が起こるのです。

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 まとめ

 これ以上はまた長くなってしまうので、他のキャラ達については次回以降、紹介していきたいと思います。予定の段階ではありますが、次回は仲間になる男性キャラ二人を紹介しようかなと思っています。彼らもまた個性的で魅力的なので、お楽しみにしていただければなと思います。では、今回は以上で終了とさせていただきます。長々と読んでいただき、ありがとうございました。m(__)m