FF8のキャラ達を紹介しますPart2

 皆様、どうもこんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回も、前回に引き続きFF8 のキャラ達を紹介していきたいと思います。今回は男性キャラ二人ですが、どちらも良い意味で個性的で、魅力的なキャラなのでその魅力を少しでも知っていただけたら嬉しいです。

 

 

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 ゼル・ディン

 ゼル・ディン。顔に大きく入れ墨が入っていますが、決して悪人ではありません。むしろ、とても明るく熱血漢。感情を表に出しやすいタイプです。以前紹介した「スコール」とは真逆で、「スコール」を月と例えるなら、彼はギンギラギンの太陽のような、そんな性格です。ただ、やんちゃ坊主な一面もありまして、彼の実家がある街では「暴れん坊ゼル」というあだ名がついています。さらに、ガーデン内でも校則違反の常習犯として風紀委員にマークされています。何せ彼は、「Tボード」、現在のスケートボードの近未来型ともいえるものを校内で乗り回し、挙句の果てには制御を誤り女子トイレに突っ込んだほどですから、風紀委員もマークしますよね。

 彼は、生粋の格闘家です。体格は小柄ながらも、その肉体は鍛え抜かれており、目を見張るほどの格闘センスも相まって逆境を跳ね返す強さを持ちます。主にこぶしを用いた、ボクシングのようなスタイルをとりますが、脚力も十分で蹴り技も使いこなす、言ってみれば「格闘技の天才」ですね。

 ただ、彼も意外な一面というものを持ち合わせています。暴れん坊等のあだ名がある一方で意外と慎重な部分を見せるときがあります。小高い崖を飛び降りるよりも迂回するルートを推奨する辺りから、彼の慎重さがうかがえます。ただ、その慎重さが災いしてか、「チキン野郎」と呼ばれることもありました。また、うんちくを披露したがる一面もあります。格闘技ばかりの脳筋と思われがちですが、以外にも博識で初めての任務の際には、目的地である「ティンバー」という町のかつての姿を話す場面もありました。その他にも相当マニアックな知識も持っており、その博識ぶりにはスコールも脱帽しました。その他、若干シャイな一面までありまして、自分の部屋に入られることを避ける場面も見られます。部屋は片付いていますし、他人に見られてはまずいものも無いので、純粋に部屋に入られたくなかったのだと思われます。

 彼は、ガーデン内の食堂で売られているパンが人気ということでパン入手のために食堂の列に並ぶ場面も見られました。ただ、この食堂のパン、学生からかなりの人気を誇っていまして、彼は一度も買えたことがないんですね。ちょうど目の前でパンが売り切れるなんていうお決まりのパターンを目にすることもできます。

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 アーヴァイン・キニアス

 続いて、アーヴァイン・キニアスです。彼はスコールやゼルの所属する「バラムガーデン」とは別の、「ガルバディアガーデン」という場所に所属していました。しかし、スコール達に与えられたある任務の際に、その任務を成功させるための助っ人として同じチームに派遣され、それ以降行動を共にします。性格としては、よう気で、女の子を見ると片っ端から口説くようなタイプです。また、必要以上に自信満々に振る舞う部分もあり、とりわけ同性からは反感を買いやすいタイプでした。しかし、そんな性格の裏には彼なりの事情が潜んでいます。

 彼は銃の扱いにたけている優秀な狙撃手で、狙撃の腕では右に出るものはいないほどです。その狙撃の腕を見込まれ、スコール達に課された「狙撃による魔女の暗殺計画」にて、狙撃手のいないスコール達のチームに暗殺実行の狙撃手として派遣されました。正確無比な狙撃の実力と、多彩な弾丸を自由に使いこなす様はまさしく才能ある狙撃手です。

 しかし、彼の真の心はガラスのように繊細でプレッシャーを強く感じやすい部分があります。自信満々な振る舞いや、プレイボーイのような言動は全て自分がプレッシャーに打ち勝つための、偽りの自分だったのです。実際に、彼は魔女の狙撃の際には「だ、だめだ。すまない。撃てない。」と弱気を口にします。ただ、彼が魔女を撃てなかったのは、プレッシャーに負けたというだけではないのかもしれません。彼が心の内に抱える、スコールや仲間たちに関する重大な秘密。それが、アーヴァインに引き金を引くのを躊躇わせたのかもしれません。

 彼は、前述した通りその性格から反感を買いやすく、はじめは同じチームとなったメンバーからもあまりよく見えてはいなかったようです。特にゼルとは相性が悪かったらしく、移動手段となる列車の中ではアーヴァインに客席を使わせたくないと言い切ります。また、アーヴァインの魔女暗殺計画の前の、女性陣を口説いていく様や、おちゃらけて見せる様はゼルにとっては我慢ならなかったもののようで、腹を立てたゼルが列車の床を殴りつける場面も見られました。打ち解けるには時間が掛かる関係でしたね。

 

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 まとめ

 さて、今回は、ゼルとアーヴァインの二人を紹介しました。どちらも、似ても似つかずといった感じで、とても個性的かつ魅力的なキャラだと思います。次回は、残る二人の女性陣を紹介しようかなと思います。ここまでお付き合いくださりありがとうございました。次回も読んでくだされば幸いです。m(__)m