FF8のキャラ達を紹介しますPart5

 皆様、こんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回もまた、前回に引き続きFF8のキャラ達を紹介します。今回で最終回を予定しております。今回紹介するキャラ達も、とても魅力的ですので、知っていただければなと思います。

 

 

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 イデア

 イデア。彼女は、一言で言ってしまえば魔女ですね。魔女としての彼女の性格は、冷酷で非道。人々に恐怖を振り撒く存在として物語で語り継がれるような、絵にかいたような魔女ですね。手を組んでいたはずの大統領を殺害する場面もありました。しかし、民衆は彼女に従います。強大な力への恐怖ではありません。彼女の持つ魔力そのものが、人々を魅了するのです。そして魔女は、強大な力を持つ者として、人々を魅了する存在として、人々の前に姿を現すのです。

 ただ、彼女は、初めからこうも恐ろしい魔女だったわけではないんです。詳細はストーリーの根幹に大きく関わるものなのでここでは書けませんが、魔女としての力を利用されてしまった、悲しき性を背負った人ですね。ある時を境に性格も大きく変わってしまったようで、元の彼女はとても優しい人ですね。困っている人や幼い子供たちを放っておけないような、とても心優しい人なんです。

 魔女の力。彼女の人生を大きく狂わせてしまった力。人々を恐怖させる力。その力はとても強大なものです。転移魔法や防御魔法の他、潜在意識レベルでの洗脳まで可能とします。また、その魔力は人々を魅了し、彼女に従うようになります。

 彼女は「Seed」に対して、並々ならぬ憎悪を抱いています。「Seed」を、「腐った庭に蒔かれた種」「呪われた種」と表現しています。何故そこまで「Seed」を憎むのか。何故、彼女は大きく変わってしまったのか。その答えはきっと、流れゆき、過ぎ去っていく時間の中に。

 

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 サイファー・アルマシー

 サイファー。スコールと同じバラムガーデンの生徒の一人です。性格としては、プライドが高く高圧的、自分が中心にいなければ気が済まないタイプの自信家で、勝利には人一倍強い執着心を持ちます。スコールと同じクラスで、武器もスコールと同じガンブレードを使います。そのせいか、彼の性格も相まってスコールに対して強いライバル意識を持ちます。物語の始めでも、彼とスコールが訓練と称した戦闘を行っています。彼とスコールの額にある傷は、その際にお互いに相手から受けたものですね。

 彼は、実力は素晴らしいんですよね。戦闘力の高さに加えて経験も豊富。決断力にも優れ、十分に「Seed」になれる実力があります。ただ、彼は「万年Seed候補生」です。スコールやゼルと共に「Seed」認定試験を受け、結果として不合格になりました。前年もその前も、認定試験を受け、その度に不合格となっています。実力はあるのになぜかというと、「Seed」は傭兵部隊なんですね。依頼を受けた時には、クライアントの命令を遵守しなければなりません。彼にはそれができないんですね。認定試験ですら命令違反を繰り返す彼は、結果不合格となってしまうんです。

 ただ、彼は、実は風紀委員長なんですね。とても学校の風紀を守れる人ではないというか、むしろ風紀を乱す側の人間なんじゃないかと。そんなイメージもありますが、案外ガーデン内は風紀の乱れは一切ないんですね。まぁ、それが彼の功績なのか、それとも生徒たちの人柄の良さがそうしているのかは定かではありませんが。

 彼は、ある一件を機にガーデンを離反します。そして、あろうことかガーデンの敵である魔女の側に就き、魔女の騎士を名乗ります。そして幾度もスコールと刃を交えます。彼はリノアとも過去に接点を持っていたようなのですが、完全に敵対してしまいます。すべては魔女の言葉がきっかけでした。「混乱している可哀そうな少年」「お前の中の少年は行けと命じている。お前の中の大人は退けと命じている。」そんな言葉が、彼の心を揺さぶり、心の隙間に巧みに入り込み、彼は魔女の騎士になりました。しかしそれは、魔女の魅了の魔力だけでは決して為しえません。彼が密かに抱く憧れ。幼いころに映画で見た、「魔女の騎士」。その憧れと、心に生じたわずかな隙間が、彼を魔女の騎士へと変えました。ついに、彼は行ってしまったのです。もう戻れない場所へ。そして、少年時代に別れを。

 余談ですが、彼にも意外な一面はあるんです。彼は、魔女の騎士にあこがれを抱くという、どこか少年のような心を持っています。そして、意外にも彼にはロマンチストな一面があるんですね。魔女の騎士になりたいという自分の夢を「ロマンティックな夢」と表現しています。そして彼、意外なものが苦手なんですよね。それは「犬」です。愛玩動物としておなじみの犬が、彼は苦手なんですね。何故嫌いなのかという真相までは不明ですが。

 

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 雷神・風

 雷神と風神。バラムガーデンの生徒で、サイファーと行動を共にしています。厳つい褐色の男性が雷神、銀髪のクールな女性が風神ですね。サイファーと共に風紀委員に所属しています。サイファーと三人での行動も多いですが、サイファー不在の際には二人で行動しています。雷神と風神が別行動なのは極めてレアケースですね。

 雷神は、おおざっぱで細かいことは気にしないうえに物事を難しく考えない人ですね。ただ、人当たりはよく、サイファーと敵対するスコールともわだかまりなく会話します。サイファーからの信頼は厚く、彼もサイファーに心酔しており、性格上敵を作りやすいサイファーにとって数少ない理解者であり仲間です。「○○だもんよ」と特徴的な語尾がつくせいか、会話に緊張感が生まれにくいですね。

 対して風神は、冷静で無口な、少しミステリアスな女性ですね。会話の際にも無駄をとことん省き、怒った時には「怒」、悲しい時には「哀」とひらがなやカタカナはほとんど使いません。少し適当な雷神に対する突っ込み役のような役割も兼ねていて、雷神に対して強烈な蹴りを入れる場面も見られます。彼女もまたサイファーに惚れ込んでおり、サイファーに対する献身的な想いは誰にも負けません。

 彼らは、決してサイファーの取り巻きや手下ではありません。「仲間」です。サイファーについていくという基本姿勢はありますが、それだけではありません。サイファーは魔女の騎士として歯止めが効かなくなってしまいます。そんなサイファーを見ているのは彼らにとっても辛く、最後はサイファーと敵対していたはずのスコールに、「サイファーを止めてほしい、サイファーを助けてほしい」と頼みます。それは、彼らがただサイファーに従っているだけではなく、本当に「仲間」としてサイファーの傍にいた、何よりの証明です。言いなりではなく、対等な立場でサイファーと共に歩んでいたのです。

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 まとめ

 さて、今回も、ずいぶんと長くなってしまったので、ここで締めようと思います。今回紹介したキャラ達は、様々な迷いや葛藤の中で前に進んだ、心惹かれる人たちです。彼らの生き方に、私は強く心を打たれています。ここまで長くなってしまい、申し訳ないです。そして、最後まで読んでいただいた方には深くお礼申し上げます。m(__)m

次回からは、何を書くかは未定ですが、このブログの本来の目的である私が日常生活で感じたことを私の目線で書いていこうかなと思います。よろしければ次回も読んでいただければ幸いです。それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

※今回もまた、目次にミスがあります。これについては現在解決方法を模索中です。