吉本興業所属芸人の闇営業問題について

 皆様、こんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回は、最近なにかと話題に上がる、吉本興業所属の芸人の闇営業問題について、私が感じたことや私の意見を書いていこうかなと思います。完全に私の私感ですので、皆様の感じていることや意見とは異なる部分も少なからずあるかとは思いますが、ご了承ください。

 

 

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 闇営業とは?

 この記事を書いていくうえで、まず重要になるのが、そもそも闇営業とは何なのかです。闇営業とは、本来芸人が所属事務所を通さずに仕事をすることです。これは、地方の祭りごとであったり、大型の企業の宴会であったり、そういった場所での仕事であっても、事務所を通していなければ闇営業となります。闇という感じが使われていることや、最近の話題もあって、反社会勢力を相手に仕事をすることが闇営業と勘違いしてしまう方もいるのではないでしょうか。私もつい最近までそう思っていました。簡単に言ってしまえば、芸人が正式な仕事をするのであれば所属事務所をしっかり通さなければいけないということですね。

 闇営業をしたと報じられた芸人

 闇営業問題、吉本興業という大手に所属している芸人が行っていたということで、ニュースでもよく目にしますし、関心を持っている方も多いのではないでしょうか。今回闇営業について報じられている芸人は、現状11名ですね。雨上がり決死隊宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号田村亮さん、レイザーラモンHGこと住谷正樹さん、ガリットチュウの福島善成さん、くまだまさしさん、ザ・パンチのパンチ浜崎さん、天津の木村卓寛さん、ムーディー勝山さん、2700の八十島宏行さん、同じく常道裕史さん、ストロベリーのディエゴさんの11名です。また、彼らと反社会勢力との仲介役を担ったとして、カラテカの入江慎也さんが吉本興業より解雇されています。その他、吉本興業の11人の影に隠れるような形となってあまり報じられていませんが、ザブングルの加藤歩さん、松尾陽介さんの2人も謹慎処分を受けています。そして、スリムクラブの真栄田健さん内間政成さんの2人も、別件で反社会勢力のパーティーへの出演が取り沙汰され、無期限謹慎処分となりました。

 こうして改めて今回騒動となっている方々を見ると、TVにも出演しているような大物芸人さんもいます。宮迫さんや田村さんは多くの番組で名前が出されていますね。では、なぜこうして闇営業をしてしまったのでしょうか。私の考えを書いていきます。

 なぜ闇営業を行ってしまったのか

 なぜ、これだけ多くの芸人さんが闇営業を行ってしまったのでしょうか?1つは、やはり入江さんの誘導があったのかなと思います。あくまでも仲介役ということで、大きな原因とはなっていなかったとは思います。ただ、仲介がなければ参加を防げたのではないかなとも思います。

 もう1つは、吉本興業の契約の在り方も理由としてあげられるのではないかと思います。吉本興業は、伝統的に所属芸人との契約においては契約書を交わしていなかったようです。このことが、所属芸人の気の緩みなどを生んでしまい、闇営業に繋がってしまったのではないかなと思います。

 もちろん、上記の2つの理由がすべてではないと思います。上記はどちらも、あくまでも私の考えです。ただ、私が無い頭を使って考えた限りでは、これらの理由が挙げられるのかなと思いました。仕事として受けたから、お金が欲しかったからと細かい点まで追求していけばより多くの考えも出てくるかもしれませんね。

 何故嘘をついたのか

 今回の騒動の始めを考えると、宮迫さんや田村さんは、闇営業自体を否定していましたよね。金銭の受領はなかった、反社会勢力とのつながりはなかったと。しかし、一転して金銭の受領があったことを認めました。それでは、なぜ嘘をついてしまったのでしょうか。

 1つは、入江さんとの口裏合わせという都合があったのではと思います。仲介役である入江さんとの口裏合わせは、自分たちの闇営業を露呈させないための重要なパーツであったということは容易に想像できます。それでもこうして騒動が起きている以上、その口裏合わせは裏目に出てしまったようですが。少しでもバレない可能性があるのであればそれに賭けたいという心理でしょうか。今の世の中、情報はあっという間に拡散していくので、下手な口裏合わせは逆効果でしょうね。

 次に考えられるのは、田村さんが言っていたように自らの保身のためですね。人間、自分が大事という人は多いですよね。ましてや宮迫さんや田村さんは、これまで必死に積み上げてきたキャリアがあります。厳しい世界を勝ち残ってきたために、それを失うと考えると、何とか隠そうとしてしまうのでしょう。今回の場合、謝罪だけでは済まないだろうということは十分に考えられたことなので、なおさら保身に走ってしまうことにつながったのではないでしょうか。

 また、今回の件から時間が経ちすぎているということもあったのかなと考えています。数日前とか、数週間前とかなら、少しは変わっていたのかなと思います。ただ、宮迫さんや田村さんら11人の件に関しては5年前、スリムクラブの件も3年前という話です。これだけ長く時間が経過してしまうと、隠し通せるのではないか、なかったことにできるのではないかという考えが生まれてしまうのも仕方ないのかもしれません。

 上記の3つの点が、私が、宮迫さんや田村さんが嘘をついてしまった理由として考えているものです。もちろんこれも、他にも多くの点が考えられるかもしれません。今回のものはあくまでも私の私感です。

 最後に

 最後に、今回の騒動全体を通して私が感じたことですが、いくら時間が経っていたとはいっても、やってしまったことは潔く認めてほしいなと感じました。もちろん、認めることが宮迫さんや田村さんが今後も芸能生活を続けていける理由になるわけではありません。しかし、嘘をついてしまい、それがバレてしまうと問題がより大きくなってしまうのではないでしょうか。宮迫さんに至っては、初めに嘘をついてしまったがために、Twitterに投降した謝罪文までもが「誰かに書いてもらったもの」「コピペ」と疑われてしまっています。1度でも嘘をつくと真実を言っても嘘と疑われてしまう。まるでオオカミ少年ですね。なので、潔く認めていただいた方が、私たちの見る目としても、社会全体の評価としても、今よりは良かったのかなと思いました。

 

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 まとめ

 今回は、今世間を騒がせている吉本興業所属芸人の闇営業問題について書いてきました。今回は私の私感が多かったので、読んでいただいた方には違う意見を持っている方もいると思います。私は、吉本興業には対策の徹底をしていただきたいと思っています。講習会なども開いていくという話ですが、契約書については今のままを貫くのか、それともしっかりと契約書を書いてもらうのか、改めて考えていただきたいと感じました。それでは今回はここまでとなります。次回何について書くかは未定ですが、次回も読んでいただけると幸いです。ここまでありがとうございましたm(__)m