人生観と産まれた環境

 皆様、こんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回は、私の持つ人生観について軽く書いていこうかなと思います。と言っても、私の人生観は別段良いものでもありませんし、劇的に変化しているものでもないのですが。

 

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 人生観とは?

 人生観とは、簡単に言えば、人間の生き方や生きることの意味に関する考え。また、人生の価値や目的、態度を表すものです。この人生観、人によって大きく異なるものだと思います。明るく先を見据えた人生観、暗く後ろ向きな人生観。様々だと思います。また、生きている中で人生観が大きく変わったという人もいるかもしれませんね。そんな多種多様なものが人生観です。

 

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 私の人生観

 私の持っている人生観は、比較的暗いものです。私は、生きている中で自分はどんな生き方をしたいのか、どんな生き方をするべきなのか。幾度か考えたことがあります。そうして幾度も考えて、結局答えが出たことはありません。自分がどう生きたいのか、どう生きるべきなのか分からないのです。人生の目的と言われても、今の私にはやりたいことがありません。あったとしても、それは叶いません。叶わないということが分かっているから、やりたいことを思い描けません。そして、そんな人生に私は、意味も価値も見いだせないのです。こんな言い方をすると勘違いされてしまいがちですが、私は常に死にたいと思っているわけではありません。生きていたい、けど意味も価値もない。そんな考えに陥っているのです。

 死にたくないなら、そこには生きたい理由があると思います。私が今死にたくないと思えている理由は、3つあります。1つは、くだらないと思われてしまうかもしれませんが、欲しいゲームがあるからです。私のブログでも紹介したことのある、「FF8」のリマスター版です。その配信が決まったことが、今の私の死にたくない理由の一つとなっています。たかがゲームと言われてしまうかもしれませんが、それでも、私が幼いころから愛していたゲームなので、生きていたい理由になっています。

 2つ目は、大切な親友がいるからですね。なんともベタで、誰にでもあるような理由ですが、私には生きていたい理由です。もっと好きなことについて話したり、くだらないことで笑ったりしたいなと思うため、死にたくないと思えます。そもそも私には、友人と思える相手は2人程度しかいません。1人は小学生のころから、もう1人は中学生のころからの友人です。2人とも、私にとってはよき理解者であり、大切な友人です。

 3つ目は、純粋に死ぬのが怖いからです。人間として至極当然な、誰でも抱くであろう感情ですが、これも私が死にたくないと思う理由です。私は臆病者なので、死にたいと思っても、死ぬことが怖くなってしまいます。その場限りの、一瞬の怖さでも逃げてしまうんです。そんなこともあって、私は今も生きています。

 人生観の決まり方

 人生観とは多種多様なものと先ほど書きましたが、その人生観は産まれた瞬間からその人に根付いているものでしょうか?私はそうは思いません。人生観は生きていくうちに決まるものだと私は考えています。成長の過程で、特に小学生や中学生のころに少しずつ定めっていくもの、それが人生観なのではないでしょうか。そして、学校での生活だけではなく、その人が産まれた環境も大きく関わってくるのではないでしょうか。人が産まれる環境は様々です。子どもを愛してくれる親の元に産まれる人がいる一方で、子どもに虐待をするような親の元に産まれる人もいます。裕福な家庭に産まれる人もいれば、貧困な家庭に産まれる人もいます。祖父母まで一つ屋根の下に住む家庭に産まれれる人もいれば、父子家庭、母子家庭に産まれる人もいます。そんな多様な環境が、その人の人生観を決めることになるのではないでしょうか。

 他の家庭を細かく説明することはできないので私の家庭を例として挙げますが、私の家庭は、この家の子どもとして産まれた私から言わせてもらえば、とてもではなくても良い環境だったとは言えません。私の人生観が暗くなったのは、この産まれた環境が1つのきっかけではないかと私は思っています。

 私の家庭は晩婚家庭でした。私が大学で学んでいる間に、父は70を超えました。そんな家庭でしたから、私の両親は私に厳しくいました。他の家よりも面倒を見ていられる時間が少ないからと。ただ、その結果として私は、いじめを受けても助けてもらえませんでした。中学にいたころは嫌われているのが当たり前な環境でしたが、親に相談することもできませんでした。また、大学へ進学する際にも、自宅から通える学校でなければいけませんでした。当然、私の自宅から通える大学は限られていました。そこで、水族館の職員として働きたいという夢は捨てるしかありませんでした。そのまま私は、何か大きな目標があるわけでもなく、大卒の方が有利だからと大学に通いました。そんな環境で、私の人生観は暗くなっていったのです。

 人は、産まれる環境を自由に選ぶことはできません。当然のことですよね。私には、そんな当然がひどく理不尽に思えます。良い家庭に産まれるか悪い家庭に産まれるか、それは、選ぶことなんてできません。ただ、産まれた環境が人の生き方を決定する、とても大きなきっかけであると私は考えています。

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 まとめ

 今回はここで終了にしたいと思います。書き終わってみると、ほとんど自分語りでしたね。そんなものでも最後まで読んでくださった方には、深く感謝申し上げます。人として生きるって、難しいことだらけですね。一言では言い表せないことばかりです。なので、このブログに書いていることは、ほとんど私個人の考えです。異なる意見も多々あるかと思います。なので、1人で勝手に言っているくらいの感覚で読んでいただければなと思います。それでは、今回はここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m