FF8 G.Fの性能と入手法  Part3

 皆様、こんにちは。くろさかなです。初めましての方は初めまして。今回も、前回までに引き続き「G.F」の性能解説と入手法の紹介をしていきます。また、前回に引き続き長くなること、ネタバレの要素を含むことが予想されます。その点のみご了承ください。

 

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 パンデモニウム

 風の力を操る風属性の「G.F」です。他のシリーズでは登場していないタイプの「G.F」かなと思います。「暴風圏突入」は、体と一体化した巨大な袋に敵を吸い込み、風と共に吹き出して地面にたたきつけてダメージを与える風属性の全体攻撃です。

 特筆するべきアビリティは「すいとる」「さきがけ」の2つですね。すいとるは、文字通り敵のHPを吸い取ることができるコマンドアビリティです。効果としては魔法の「ドレイン」と同等のものですが、ドレインを消費することなく使える分、こちらの方が使いやすいと思います。ダメージを与えながらHPを回復できるので有用ですが、高い威力を誇るコマンドではないので過信は禁物です。

 さきがけは、バトル開始時に「ATBゲージ」が満タンになる自動発動アビリティです。簡単に言えば、バトル開始と同時に「こうげき」や「ドロー」といったコマンドを選択できるものです。FF8ではこの「ATBゲージ」が満タンにならなければ行動できないので、敵の先制を許してしまう場合もありますが、このさきがけのアビリティをつけていれば、こちらが先制して行動できます。戦闘態勢を素早く整えられる有用なアビリティですので、余裕があればつけておくといいかもしれません。また、このさきがけのアビリティ、習得できる「G.F」が他にも2体います。なので、3体の「G.F」を使い、3人パーティ全員にさきがけを装備し、敵の先制攻撃を許さない戦法もとることができます。

 パンデモニウムの入手法は、ボスからのドローです。雷神・風神の2人と2度戦闘を行うことになるのですが、1度目の戦闘の際に風神からドローできます。2度目の戦闘ではドローできないので、1度目の戦闘時に忘れずにドローしましょう。

 ケルベロス

 3つの頭を持つ、地獄の番犬を彷彿とさせる「G.F」です。獰猛な見た目をしていますが、能力は意外にもサポート型のものとなっています。「反撃の狼煙」は、地獄の門より現れたケルベロスが3つの頭から光を放ち味方全体に「ダブル」と「トリプル」の効果をかけるサポート技です。「ダブル」は、魔法を放つ際にその魔法を1度の行動で2回放つ状態です。攻撃や回復を2重に行えることは強みですが、その分魔法を2つ消費してしまうのが難点です。「トリプル」はダブルの上位状態と考えていただいて問題ありません。

 特筆するべきアビリティは「けいかい」「オートヘイスト」「ダブル消費1」の3つです。けいかいは、パーティ全員が敵からのバックアタックを受けなくなる常時発動型アビリティです。バックアタックは敵に背後を取られて先制攻撃されるものです。これを防ぐことができるほか、こちらからの先制攻撃も一定の確率で可能になります。敵からの先制でステータス変化を受けると厄介なので、発動させておけば安全にバトルを開始することができます。

 オートヘイストは、装備したキャラがバトル中常にヘイスト状態になる自動発動アビリティです。ヘイスト状態では「ATBゲージ」が普段よりも早く溜まるので、とても有用なアビリティです。アタッカーに装備し攻撃力を高めるもよし、回復役に装備し戦闘の安定感を上げるもよしです。戦闘面でとても役に立つアビリティです。

 ダブル消費1は、文字通りの効果の自動発動アビリティです。ダブル状態では消費する魔法が2つに増えてしまう難点がありましたが、このダブル消費1を装備しているとダブル状態での魔法の消費が1つに抑えられます。魔法主軸で戦う場合、魔法を撃てる最大数が2倍になるので有用なアビリティです。ただ、今作では例外はありますが魔法の威力があまり高くありません。なので、魔法主軸で戦う場面は少ないかと思います。

 ケルベロスの入手法は、ケルベロスとの戦闘に勝利することです。ケルベロスは、バラムガーデンとガルバディアガーデンの交戦時にのみガルバディアガーデン1階の中央ホールにシンボルが出現します。このガーデン交戦時を逃すと、ケルベロスのシンボルは出現しません。オートヘイストは優秀なので、取り逃しに注意してください。

 アレクサンダー

 聖なる力を操る「G.F」です。この作品において、聖属性はとても貴重で、アレクサンダーはその1体です。「聖なる審判」は、アレクサンダーが16本の光を放ち、敵全体に聖属性のダメージを与える全体攻撃です。聖属性の攻撃は数が少なく、軽減できる敵も少ないので「G.F」の中では実用性は高いです。

 特筆するべきアビリティは「上クラス魔法精製」「薬レベルアップ」「そせい」の3つです。上クラス魔法精製は、中クラスの魔法をさらにレベルアップさせるアビリティです。例を挙げるとケアルラ5個でケアルガを1個精製できます。クラスの低い魔法は精製コストが低いので、このアビリティを使うと入手の容易な素材から上クラスの魔法につなげることができます。

 薬レベルアップは、文字通り薬を強化するアビリティです。ポーションを3個でポーション改を1個、ポーション改3個でハイポーションを1個といったように、ポーション系統のアイテムは3個でより上位の回復薬にレベルアップできます。また、万能薬10個で万能薬改を精製でき、これを10個集めるとエリクサーが精製できます。優秀なアイテムなうえに貴重で、なおかつとあるイベントではエリクサーが5つ必要になります。薬レベルアップもかなり重宝するアビリティです。

 そせいは、味方単体を蘇生させ、HPを全回復するコマンドアビリティです。この効果はアレイズという魔法と同じものですが、アレイズはHPにジャンクションすることで最大HPを底上げできます。なので、アレイズを消費せずに使えるそせいコマンドはとても優秀です。これがあるだけでも全滅のリスクを大きく減らすことができます。強力なボス相手にも重宝するアビリティですので、アレクサンダーの取り逃しは大きな痛手となります。

 アレクサンダーはボスからのドローにより入手します。ドローできるボスはイデアです。バラムとガルバディアのガーデンの交戦時に戦闘となります。イデアとの戦闘はここでのものが2回目ですが、この戦闘でしかドローできません。とても優秀な「G.F」ですので、取り逃しには注意が必要です。

 グラシャラボラス

 呪いの列車のような風貌の「G.F」です。「G.F」の中でもかなりホラーチックな姿をしています。「果てしなき暴走」は、遮断機が敵の逃げ道をなくしグラシャラボラスが敵に猛スピードで突進する全体攻撃です。敵全体に毒、石化中、暗闇、沈黙、バーサク、睡眠、スロウ、ストップ、混乱、体力0、死の宣告のステータス変化を与えます。数の多さから分かる通り、大体の敵に何かしらのステータス変化を付与でき、バトルを有利に進めることができます。

 特筆するべきアビリティは「ジャンク屋呼び出し」「禁断薬精製」の2つです。ジャンク屋呼び出しは、街にいなくてもジャンク屋を利用できるマップアビリティです。ジャンク屋とは、キャラの武器を改造し、強化してくれるお店です。今作では、武器や防具というアイテムは存在せず、武器の改造によって攻撃力を強化するシステムとなっています。また、物語が最終局面まで進むと全ての街に強制的に入れなくなってしまいます。そのため、すべての武器の強化が終わっていないまま物語を進めると、武器の強化ができなくなってしまいます。そうなった場合の救済アビリティになっているほか、いちいち街に戻らなくても武器の強化ができるようになる便利アビリティです。

 禁断薬精製は、アイテムを消費して強力な効果の薬を精製するアビリティです。メガポーション20個でエリクサーを1つ精製できます。また、キャラのステータスを直接上げる、HPアップやパワーアップを精製することもできます。ただ、ステータスアップのアイテムは貴重なアイテムからの精製となるので、量産はできません。

 グラシャラボラスの入手法ですが、少々特殊なものとなっています。まず、ソロモンの指輪というアイテムの入手が絶対条件です。次に作中に登場する「オカルトファン」という雑誌を集め、謎を解いていくことでヒントが得られます。そして一定の条件を満たしたうえでソロモンの指輪をアイテムとして使用すると、入手できます。1から全てを解説すると長くなってしまうので省略しますが、万能薬改、鉄パイプ、モルボルの触手の3種類のアイテムを6個以上所持している状態でソロモンの指輪を使うことで、入手できます。

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 まとめ

 今回はここまでとなります。今まで以上に長くなってしまったかと思います。申し訳ございません。次回が最終回となります。今回紹介した「G.F」たちもそれぞれとても優秀なアビリティを習得できます。取り逃しにはご注意ください。以上で今回は終了とさせていただきます。